暇人大学放浪記

モラトリアムを持て余した暇人が日々起こった出来事に対する所感を徒然に書いていきます。

お題目

遺伝子ってホントに工学して良いのかな?

最近少し遺伝子工学関係の知識が必要になったので、この様な本らを最近流し読みしました。

 

 

ゲノム編集入門: ZFN・TALEN・CRISPR-Cas9

ゲノム編集入門: ZFN・TALEN・CRISPR-Cas9

 

多分普段普通に生活されてる方は「ゲノム編集」などと言う単語を聞いてもあまりピンとこないんじゃないかなーって思います。

因みに僕も最近知りました。本によると2010年代に出てきた技術なんだからそりゃ新し過ぎて知りませんわ。って感じです。

 

端的に纏めると、『DNAやRNAという遺伝子をハサミみたいに狙ったところを狙った分だけチョー簡単に切ったり出来る様になった技術。』みたいです。貼る事も出来ます。イメージとしてはこんな感じ。

 

 

解説(英語)

 

 

科学も俺の知らないところで影で進み過ぎてるんだなって感想を持ちました。読んでて分かるんですけど、ココに登場してくる人達って全員MADな感じを持ってる様に感じたんですよね。

「オレタチハ神ノ技術ヲ手ニ入レタ!」みたいな具合です。

 

実の所僕も高校生の時、生物の資料集を読んでた時に同じ事思いました。「遺伝子ごと操作できれば俺神じゃね?」みたいな。

 

でも、なんか人生生きてて、世の中って思った通り理詰めで動かないな。って思いました。

それを踏まえて最近思うのは、「遺伝子を合理的に操作しようとするのって傲慢じゃね?」って、フワッとした感想です。

 

スタンフォード大学とかシリコンバレー遺伝子工学をやってる人達はその様な事を思わないんだろうか?と言う疑問を最近僕は持ってしょうがありません。

 

やっぱり、技術としては面白いけど、生命活動に人の手が加わるのは僕のポリシーに反するなって感じの感想を最近持ちました。

 

因みにCRISPR-Cas9を発見したダウドナさんのプレゼンがTEDにあったので、貼っときます。

 

 

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